真夏の夜の夢
案の定放置プレイになっていました、お久しぶりです!
本日、恐らくこれが最後であろう期末考査を受けてきました。卒業要件を満たすのに必須の教科、魔の教養数学。高校では数Aと数Ⅰしかやってこなかったわたし。辛かった... 3つのクイズのうち一番点数の良いものと宿題と期末の点数が全体の点数に加味されるのですが、今日の考査でコケていないか凄く心配です... 本当は春には卒業していたはずなのに、夏になってしまったのは全て、数学のせい。これを落としたら、父の逆鱗に触れる...
あまりにも心配なので、明日、先生にメール送る事にします。←
さて、放置プレイだった理由は、タイトルにもあるように、演劇の公演があったためです!
そう、シェイクスピアの古典喜劇、真夏の夜の夢を一昨日、昨日と2日間公演してきました。開場は大学内ですが、昨日は一般の方も来て下さって両日のご来場者数は200名を越えました。ありがとうございました。
さて、今回は古典演劇なのですが、気がついたら、ミュージカルになっていました。そしてわたしはスナウトという鋳掛屋の役兼歌を2曲歌う百合の精を演じてきたわけなのですが...
正直、シェイクスピア自体にあまり興味がなく、ましてやコメディ系のものは苦手なので、参加しようかどうか、当初迷ったのですが、最後なのでオーディション受けてやらせていただきました。
結果としては、大きな問題等はなく公演終了しましたが、わたし自身としては、凄く納得のいかない公演になってしまいました。
まず、そもそも、スナウトのキャラクターもぎりぎりまで決まらなかったというのもありますが、何よりも、メインの歌に納得が我ながらいきませんでした。練習中は人のせいとか演出のせいにしていましたけど(すいません...)実際のところ、わたしの「ミュージカル」というものへの概念が甘かったんだと思います。
軽音でギタボをしたりしますが、ロックの歌い方とミュージカルの歌い方はそもそも違う!っていうのに気付いたのが遅かったですorz
また、腹式呼吸で歌を歌うという行為もなかなか出来ず;; 発声の時や台詞を言う時は出来るのに、歌を歌うという事になると何故か出来ない、なんでなんだろう。
いろんな方に歌の指導をしてもらったけれど、最後まで上手く活用する事が出来なくて、悔しかったです。
また、スナウトの演技も全然うまく出来なかったし、というか、素人以下の演技をしていた気がする... orz
悔しくて悔しくて、申し訳なくて申し訳なくて、打ち上げにはいかなかったのですが、1夜明けても、それは現実。いつまでも悔しがっていても仕方がないので、ちゃんと受け入れて、今後、こんな事がないようにしようと思う次第です。それを考えると良い経験だったのかもしれません。
ミュージカルで歌ってる役者さんって本当に凄いんだと思う。マイクを付けていようがいまいが、まずあの安定した歌声で歌詞を聞き取りやすく、そして何より、観客に届く歌い方をする事って凄く難しいんだと痛感しました。初日の公演が終わって、もう卒業してしまった後輩の子に「歌よかったけど、あんまり入ってこなかった」と言われた時にはほんとに泣きそうでした。
2曲中1曲は軽いダンスも付けて歌っていたので、肺活量のないわたしは酸欠で歌うのに必至で全然客席に問いかけるような歌い方は出来ませんでした。2曲目は全然動かなかったはずなのに、音と歌がずれないように指揮を見るのに必至でした。
音域が合っていなかったんですよって言われたりもするけれど、プロの役者さんはそれでもちゃんと出すんですよね、きっと。あー、実家帰ったらボイトレ通いたいorz
そして役の出来る幅も広げたいです。どちらかというとシリアス系でキツい物言いをする役とかキャリアウーマン系の役がハマるのですが、そればかりやっていたら、伸びる物も伸びないですよね。っていうか延び白があるのか甚だ疑問ですが...
なんだかぐちゃぐちゃとした反省文になってしまいましたが、これを機にもっとちゃんと考えようと思います。
実家帰省するなら、やっぱり東京の塾とか劇団に入りたいなー。
終わりがあるのなら、何かの始まりもきっとあるんだよね。